ビッグピートの飲み方はストレートが一番。公式ノートと運営者の試飲を並べる
46%NASノンチル無着色700ml

答え
ストレート
運営者がストレートとトワイスアップで飲み比べて、一番よかった飲み方
出典運営者の試飲メモ(2026-10-17)・ダグラスレイン公式 Big Peat
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目次8章
ビッグピートは、ピートの強いアイラウイスキーが好きな人にとって、行き着く先の1本になりうる銘柄です。運営者の総評は「ほんまにピート好きが行き着いた終着点レベルかも」。飲み方はストレートが一番よく、トワイスアップ(ウイスキーと同量の水)より、ストレートで飲んだときの印象がまさりました。
すすめる相手は、ウイスキーに慣れていて、少し挑戦したい人です。ピートに慣れていない人には向かない、と運営者は考えています。この記事では、ダグラスレイン公式の表記と、運営者の試飲メモを並べます。
公式の情報は、ダグラスレインのビッグピート商品ページの記載です。英語の原文を当サイトで訳しました。感想の部分は、2026年10月17日の試飲メモにある言葉だけで書いています。メモに無い項目は、無いと書きます。
ビッグピートは、アイラ島のモルトだけを合わせた46%のブレンデッドモルト
ビッグピートは、ダグラスレイン(Douglas Laing)が出している銘柄です。公式の説明は「アイラ島だけで造られたシングルモルトスコッチを合わせたもの」です。原文は「a marriage of Single Malt Scotch Whiskies only from the island of Islay」です。複数の蒸留所のシングルモルトを混ぜたウイスキーを、ブレンデッドモルトと呼びます。
| 項目 | 公式ページの記載 |
|---|---|
| 造り手 | ダグラスレイン(Douglas Laing) |
| 種類 | アイラ島のシングルモルトだけを合わせたブレンデッドモルト |
| 原酒の蒸留所 | アードベッグ、カリラ、ボウモア、ポートエレン(「ほかにもいくつか」と公式が書いており、全数は公表されていない) |
| 度数 | 46% |
| 熟成年数の表記 | 公式ページに熟成年数の記載なし(6年・12年は別商品として公式が販売) |
| 冷却濾過 | しない(No Chill-Filtration) |
| 着色 | なし(No Colour Added) |
| 容量 | 70cl(700ml) |
| 小ロット | 公式は「スモールバッチの瓶詰め」と説明 |
原酒の役割も、公式の言葉で書かれています。カリラは甘さ、ボウモアは全体のバランス、アードベッグは薬品のような土っぽさ、ポートエレンは上品さを担う、という説明です。価格は店や時期で変わるため、この表には入れていません。
この表は、公式の定番ページ(46%)のものです。公式にはビッグピートの名前がつく商品がほかにもあり、度数や熟成年数は別です。それらは下の節で名前だけ挙げます。
公式ノートは変化を順にたどり、運営者の感想は「ピートの暴力」の一言
公式のテイスティングノートと、運営者の試飲メモを項目ごとに並べました。メモに無い項目は「本人メモなし」としています。
| 項目 | 公式のテイスティングノート(当サイト訳) | 運営者の感想 |
|---|---|---|
| 香り | フレッシュで塩気があり、すっきり始まる。そこから、ピートで乾かした甘い麦芽へ変わる | 「ピートの暴力やな。コルクからムンムン香ってくる感じ」 |
| 味 | 灰、甘いタール、浜辺、煙を出す煙突 | 「ピートの暴力やな」(香りと味をまとめた一言) |
| 余韻 | 長く続く。塩気と、ぴりっとしたリコリス、煙、焚き火の灰、フェノール(薬品を思わせる香り成分)の質感 | 本人メモなし |
| 飲み方 | 公式の飲み方の指定は確認できず | ストレートとトワイスアップで飲み、「ストレートが一番いい」 |
公式ノートの原文は、香りが「Opens fresh, salty and clean – developing to sweet malt dried over peat」、味が「Ashes, sweet tar, beaches and smoking chimneys」、余韻が「Long and lingering finish that replicates the palate with salty, tangy liquorice, smoke, bonfire ashes and a phenolic quality」です。
見比べるときの注意が2つあります。1つ目は、公式がグラスの中の変化を順に書くのに対し、運営者の言葉が香りと味をまとめた一言だという点です。2つ目は、「コルクから香ってくる」が栓を開けた時点の話で、公式の香りの記述はグラスに注いだ後を指す点です。同じ段階の比較ではありません。
それでも、ふたつは同じ方向を向いています。公式は灰、タール、煙、焚き火の灰を並べ、運営者は「ピートの暴力」と言います。煙と灰の方向が強い1本である、という点は両者で一致しています。
ラフロイグとは「違ったピート感の暴力」で、運営者はこちらを上に置くかもしれない
ラフロイグとの違いについて、運営者の言葉はこうです。「ラフロイグはまだちょっと違ったピート感の暴力やな」。
つまり運営者にとってラフロイグも「ピートの暴力」ですが、その性質が違います。総評では「ラフロイグより上かもやけどそれは主観に依存する」とも言っています。上か下かは、好みで入れ替わる、という意味です。
どこがどう違うのかは、メモには書かれていません。煙の質の違いなのか、甘さの違いなのかは、運営者に確認できていないため、この記事では書きません。今後の追記を予定している部分です。
ラフロイグの度数や熟成年数などの数字は、この記事では扱いません。スモーキーなアイラの選択肢を広く見たいときは、アイラウイスキーのおすすめ5本が先に読めます。
飲み方はストレートが一番で、トワイスアップは比べるために試した
試飲では、ストレートとトワイスアップの2通りで飲んでいます。結論は「ストレートが一番いい」です。
トワイスアップとは、グラスに注いだウイスキーに、同量の常温の水を加える飲み方です。氷は入れません。サントリーの公式サイトは、ウイスキーと同量の常温の水を注ぐ作り方を載せています。ニッカの公式サイトの説明は、ウイスキー1に水1を加え、氷は入れない、というものです。
サントリーは、トワイスアップを「ウイスキーの芳香を堪能したい方」向けの飲み方として紹介しています。ビッグピートでは、運営者はその加水よりもストレートを選びました。
チェイサーを使ったかどうか、加水の量、水の種類は、メモに書かれていません。メモにある飲み方の情報は、「ストレートとトワイスアップの2通り」と「ストレートが一番」の2点だけです。
ウイスキーに慣れた人が、少し挑戦するための1本
すすめたい相手として、運営者が挙げたのは「ウイスキー慣れしててちょっと挑戦したいような人たち」です。
すすめないのは、ピートに慣れていない人です。「ピートの暴力」「コルクからムンムン香ってくる」という言葉からは、初めてのピート入りウイスキーとして選ぶ銘柄ではない、と受け取れます。公式のノートも、灰、タール、煙、焚き火の灰と並べており、煙の方向の強い銘柄です。
値段については、運営者はこう言っています。「暴力を感じたいんやったら値段には見合ってる」。言い換えると、ピートの強さを求めない人には、同じ価値がない、ということです。金額は店や時期で動くため、この記事では書きません。
公式にはビッグピートの名前がつく商品がほかにもある
ダグラスレイン公式のビッグピートの一覧には、定番の46%のほかに、次のような商品が並んでいます。
- Big Peat 6 Years Old
- Big Peat 12 Years Old
- Big Peat Winter Edition(ウィンターエディション)
- Big Peat 15th Anniversary
- Big Peat 27 Years Old Black Edition
- Big Peat Feis Ile
これらは仕様も味も別の商品です。この記事の公式情報と運営者の感想は、定番のBig Peat(46%)を前提にしています。ほかの商品について、運営者の試飲メモはありません。
買う前に、栓を開けた瞬間に強い香りが立つ銘柄だと知っておく
ここまでの要点を、運営者の言葉と公式の表記で整理します。
- 香りは「コルクからムンムン」立つほど強い
- 公式のノートは、灰、甘いタール、煙、焚き火の灰
- 冷却濾過なし、着色なし、46%
- 飲み方はストレートが一番
- すすめる相手は、ウイスキーに慣れた人
ネットで探す場合は、次のAmazon検索から見られます。在庫や価格は、検索先のページで確認してください。商品名が似たエディションも出るため、度数46%の定番かどうかを表記で確かめてから選んでください。
出典は公式ページとメーカー公式の飲み方解説
- ダグラスレイン公式・Big Peat。度数、容量、冷却濾過と着色の有無、原酒の蒸留所、テイスティングノートを確認しました。
- ダグラスレイン公式・Big Peatコレクション。ほかのビッグピート商品の名前を確認しました。
- サントリー・トワイスアップとニッカ・トゥワイスアップ。作り方の定義を確認しました。
- 運営者の試飲メモ(2026年10月17日)。感想はこのメモの言葉に限っています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。感想は運営者個人のものです。数字の出典は採点基準と書き方に書いています。